『騎士団長殺し』
4月の頭に約1年半ぶりに高熱が出て1週間近くダウンしていました。
もちろん高熱が出ている時は心身共に辛いのですが、
前回は解熱剤を飲まないでみたところ、熱が下がった頃には
湿疹もなくなり、肌ツヤも良くなって、むくみもとれて、
心まで軽くなる感覚がありました。
今では高熱=体の大デトックス・浄化・治癒反応と捉えているので、
ありがたい機会だと思っています。
今回はたくさん寝ながら、眠れない時は本をちょこちょこ読んでいて、
ずっと読みたかった『騎士団長殺し』を読了しました。面白かった〜!!!
最近アートへの興味がすごくあって。
小さい頃から絵を描くことや塗り絵が大好きで、
気付くとノートや色鉛筆を握っていたし、
小学生の時は一人で図工室に居残りしてずっと作品と向き合っていたり、
先生の個展に出させてもらったり、描いた絵が教科書に乗ったりということもあったので、
本気でアートの道に進もうか悩んだこともありました。

でも大人になって、いつの間にか「絵を描く時間=無駄な時間」
と思うようになっていました。
そんな中で、最近「アートセラピー」というものを知ったのです。
絵画やアート作品の制作過程に内省することで、自己表現や自己認識をもたらすことができるとされる、心理療法の一種です。
それも、仕事関係、宮脇千鶴さんの本、お気に入りの雑貨屋さん、仲良しの先輩と話す中で。。と目にしたり話す機会が集中的に重なっていたので、これは引き寄せではないか!と思っていました。
そして今回読んだ本もまた、一つのアートをきっかけに紡ぎ出される物語だったので、鳥肌が立ちそうになりました。
絵を描くということは、自分の生命や魂を込める作業であるし、
絵に宿った魂は、たとえ作者が亡くなったとしても、生き続ける。
また、その絵を描くべきタイミングというものが存在して、
そのタイミングを見計らう力も必要とされている。
アートとは静的な生き物なのだ、ということを感じました。
よし、久しぶりに筆を取ってみよう♪
誰かのためではなく、まずは自分のために。