『建築家 安藤忠雄』

2010-10-29

 

「都市の豊かさとは、そこに流れた人間の歴史の豊かさである。

 その時間を刻む空間の豊かさである。都市は商品であってはならない。」

 

「青春とは時期ではなくて、心の持ちようである。」

 

安藤忠雄は祖母によって女手1人で育てられ、ろくに勉強もせず、必死に遊び、

高校卒業後は大学にも進学しなかったそうです。

 

最初はプロボクサーを目指すものの、建築の道に興味を持ち出し、

何と独学で洋書を漁り、世界のあらゆる地域に視察に訪れました。

 

英語も分からず貧乏だったため、何とか貯めた貯金をはたいて古本屋で購入し、

文章は読めなくてもひたすら建築物の図案を真似し続けて暗記するほどにまで

なっていたといいます。

 

この根気強さと自分を信じてやり抜く力には脱帽です。

 

今では表参道ヒルズを始めとした話題性のある建築でも有名だけれども、

そんな華やかな成果の裏には想像以上に根気強さと泥臭さを感じました。

 

表参道ヒルズに関しては、元々そこに住んでいた住人半分から建設について反対された状態でスタートし、ひたすら彼らの意見を聞きながら、

それでも自分の主張を貫くことで信頼され、トータルで10年という長期戦。

 

それから少しでも自分の構想と異なっていたり、

手抜きしていたら現場に怒鳴り込んでいき殴る蹴るもしょっちゅうだったそうです。

 

人を巻き込んで1つの方向に向かわせるって本当にただ事ではない。

 

私も例えば前回の社内のMTGで賛同を得られなかったけれど、

むしろ1回で「賛成です」って全員から笑顔で言われる方がおかしな話だと思いました。

 

反対するというのには、もちろん「説得させられるだけのストーリーの用意」も必要なのかもしれないけれど、それよりは「回数を重ねること」も重要なのかもしれない。

 

「それだけ言うのならやってみるか」

「初志貫徹しているし、それなら信用しよう」

 

という気にさせることも大切なのかもしれない、と感じました。

 

とにかく焦ったり、すぐに成果・結果を求めるのは間違いですね。

 

 

泥臭く、地道で、忍耐強さが求められる作業なのですね!

 

 

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『美しくなるフードセラピー』夏号に掲載されました

June 11, 2018

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